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5月04日
使徒の働き 2
| 使徒の働き 2:1 五《ご》旬《じゅん》節《せつ》の日《ひ》になって、みなが一つ所《ところ》に集《あつ》まっていた。 使徒の働き 2:2 すると突《とつ》然《ぜん》、天《てん》から、激《はげ》しい風《かぜ》が吹《ふ》いて来《く》るような響《ひび》きが起《お》こり、彼《かれ》らのいた家《いえ》全《ぜん》体《たい》に響《ひび》き渡《わた》った。 使徒の働き 2:3 また、炎《ほのお》のような分《わ》かれた舌《した》が現《あらわ》れて、ひとりひとりの上《うえ》にとどまった。 使徒の働き 2:4 すると、みなが聖《せい》霊《れい》に満《み》たされ、御《み》霊《たま》が話《はな》させてくださるとおりに、他《た》国《こく》のことばで話《はな》しだした。 使徒の働き 2:5 さて、エルサレムには、敬《けい》虔《けん》なユダヤ人《じん》たちが、天《てん》下《か》のあらゆる国《くに》から来《き》て住《す》んでいたが、 使徒の働き 2:6 この物《もの》音《おと》が起《お》こると、大《おお》ぜいの人《ひと》々《びと》が集《あつ》まって来《き》た。彼《かれ》らは、それぞれ自《じ》分《ぶん》の国《くに》のことばで弟《で》子《し》たちが話《はな》すのを聞《き》いて、驚《おどろ》きあきれてしまった。 使徒の働き 2:7 彼《かれ》らは驚《おどろ》き怪《あや》しんで言《い》った。「どうでしょう。いま話《はな》しているこの人《ひと》たちは、みなガリラヤの人《ひと》ではありませんか。 使徒の働き 2:8 それなのに、私たちめいめいの国《くに》の国《こく》語《ご》で話《はな》すのを聞《き》くとは、いったいどうしたことでしょう。 使徒の働き 2:9 私たちは、パルテヤ人《じん》、メジヤ人《じん》、エラム人《じん》、またメソポタミヤ、ユダヤ、カパドキヤ、ポントとアジヤ、 使徒の働き 2:10 フルギヤとパンフリヤ、エジプトとクレネに近《ちか》いリビヤ地《ち》方《ほう》などに住《す》む者《もの》たち、また滞《たい》在《ざい》中《ちゅう》のローマ人《じん》たちで、 使徒の働き 2:11 ユダヤ人《じん》もいれば改《かい》宗《しゅう》者《しゃ》もいる。またクレテ人《じん》とアラビヤ人《じん》なのに、あの人《ひと》たちが、私たちのいろいろな国《くに》ことばで神《かみ》の大《おお》きなみわざを語《かた》るのを聞《き》こうとは。」 使徒の働き 2:12 人《ひと》々《びと》はみな、驚《おどろ》き惑《まど》って、互《たが》いに「いったいこれはどうしたことか」と言《い》った。 使徒の働き 2:13 しかし、ほかに「彼《かれ》らは甘《あま》いぶどう酒《しゅ》に酔《よ》っているのだ」と言《い》ってあざける者《もの》たちもいた。 使徒の働き 2:14 そこで、ペテロは十一人《にん》とともに立《た》って、声《こえ》を張《は》り上《あ》げ、人《ひと》々《びと》にはっきりとこう言《い》った。「ユダヤの人《ひと》々《びと》、ならびにエルサレムに住《す》むすべての人《ひと》々《びと》。あなたがたに知《し》っていただきたいことがあります。どうか、私のことばに耳《みみ》を貸《か》してください。 使徒の働き 2:15 今《いま》は朝《あさ》の九時《じ》ですから、あなたがたの思《おも》っているようにこの人《ひと》たちは酔《よ》っているのではありません。 使徒の働き 2:16 これは、預《よ》言《げん》者《しゃ》ヨエルによって語《かた》られた事《こと》です。 使徒の働き 2:17 『神《かみ》は言《い》われる。終《お》わりの日《ひ》に、わたしの霊《れい》をすべての人《ひと》に注《そそ》ぐ。すると、あなたがたの息《むす》子《こ》や娘《むすめ》は預《よ》言《げん》し、青《せい》年《ねん》は幻《まぼろし》を見《み》、老《ろう》人《じん》は夢《ゆめ》を見《み》る。 使徒の働き 2:18 その日《ひ》、わたしのしもべにも、はしためにも、わたしの霊《れい》を注《そそ》ぐ。すると、彼《かれ》らは預《よ》言《げん》する。 使徒の働き 2:19 また、わたしは、上《うえ》は天《てん》に不《ふ》思《し》議《ぎ》なわざを示《しめ》し、下《した》は地《ち》にしるしを示《しめ》す。それは、血《ち》と火《ひ》と立《た》ち上《のぼ》る煙《けむり》である。 使徒の働き 2:20 主《しゅ》の大《おお》いなる輝《かがや》かしい日《ひ》が来《く》る前《まえ》に、太《たい》陽《よう》はやみとなり、月《つき》は血《ち》に変《か》わる。 使徒の働き 2:21 しかし、主《しゅ》の名《な》を呼《よ》ぶ者《もの》は、みな救《すく》われる。』 使徒の働き 2:22 イスラエルの人《ひと》たち。このことばを聞《き》いてください。神《かみ》はナザレ人《じん》イエスによって、あなたがたの間《あいだ》で力《ちから》あるわざと不《ふ》思《し》議《ぎ》としるしを行《おこな》われました。それらのことによって、神《かみ》はあなたがたに、この方《かた》のあかしをされたのです。これは、あなたがた自《じ》身《しん》がご承《しょう》知《ち》のことです。 使徒の働き 2:23 あなたがたは、神《かみ》の定《さだ》めた計《けい》画《かく》と神《かみ》の予《よ》知《ち》とによって引《ひ》き渡《わた》されたこの方《かた》を、不《ふ》法《ほう》な者《もの》の手《て》によって十《じゅう》字《じ》架《か》につけて殺《ころ》しました。 使徒の働き 2:24 しかし神《かみ》は、この方《かた》を死《し》の苦《くる》しみから解《と》き放《はな》って、よみがえらせました。この方《かた》が死《し》につながれていることなど、ありえないからです。 使徒の働き 2:25 ダビデはこの方《かた》について、こう言《い》っています。『私はいつも、自《じ》分《ぶん》の目《め》の前《まえ》に主《しゅ》を見《み》ていた。主《しゅ》は、私が動《うご》かされないように、私の右《みぎ》におられるからである。 使徒の働き 2:26 それゆえ、私の心《こころ》は楽《たの》しみ、私の舌《した》は大《おお》いに喜《よろこ》んだ。さらに私の肉《にく》体《たい》も望《のぞ》みの中《なか》に安《やす》らう。 使徒の働き 2:27 あなたは私のたましいをハデスに捨《す》てて置《お》かず、あなたの聖《せい》者《じゃ》が朽《く》ち果《は》てるのをお許《ゆる》しにならないからである。 使徒の働き 2:28 あなたは、私にいのちの道《みち》を知《し》らせ、御《み》顔《かお》を示《しめ》して、私を喜《よろこ》びで満《み》たしてくださる。』 使徒の働き 2:29 兄《きょう》弟《だい》たち。父《ふ》祖《そ》ダビデについては、私はあなたがたに、確《かく》信《しん》をもって言《い》うことができます。彼《かれ》は死《し》んで葬《ほ》ら《うむ》れ、その墓《はか》は今《こん》日《にち》まで私たちのところにあります。 使徒の働き 2:30 彼《かれ》は預《よ》言《げん》者《しゃ》でしたから、神《かみ》が彼《かれ》の子《し》孫《そん》のひとりを彼《かれ》の王《おう》位《い》に着《つ》かせると誓《ちか》って言《い》われたことを知《し》っていたのです。 使徒の働き 2:31 それで後《のち》のことを予《よ》見《けん》して、キリストの復《ふっ》活《かつ》について、『彼《かれ》はハデスに捨《す》てて置《お》かれず、その肉《にく》体《たい》は朽《く》ち果《は》てない』と語《かた》ったのです。 使徒の働き 2:32 神《かみ》はこのイエスをよみがえらせました。私たちはみな、そのことの証《しょう》人《にん》です。 使徒の働き 2:33 ですから、神《かみ》の右《みぎ》に上《あ》げられたイエスが、御《み》父《ちち》から約《や》束《くそ》さ《く》れた聖《せい》霊《れい》を受《う》けて、今《いま》あなたがたが見《み》聞《き》きしているこの聖《せい》霊《れい》をお注《そそ》ぎになったのです。 使徒の働き 2:34 ダビデは天《てん》に上《のぼ》ったわけではありません。彼《かれ》は自《じ》分《ぶん》でこう言《い》っています。『主《しゅ》は私の主《しゅ》に言《い》われた。 使徒の働き 2:35 わたしがあなたの敵《てき》をあなたの足《あし》台《だい》とするまではわたしの右《みぎ》の座《ざ》に着《つ》いていなさい。』 使徒の働き 2:36 ですから、イスラエルのすべての人《ひと》々《びと》は、このことをはっきりと知《し》らなければなりません。すなわち、神《かみ》が、今《いま》や主《しゅ》ともキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十《じゅう》字《じ》架《か》につけたのです。」 使徒の働き 2:37 人《ひと》々《びと》はこれを聞《き》いて心《こころ》を刺《さ》され、ペテロとほかの使《し》徒《と》たちに、「兄《きょう》弟《だい》たち。私たちはどうしたらよいでしょうか」と言《い》った。 使徒の働き 2:38 そこでペテロは彼《かれ》らに答《こた》えた。「悔《く》い改《あらた》めなさい。そして、それぞれ罪《つみ》を赦《ゆる》していただくために、イエス・キリストの名《な》によってバプテスマを受《う》けなさい。そうすれば、賜《たま》物《もの》として聖《せい》霊《れい》を受《う》けるでしょう。 使徒の働き 2:39 なぜなら、この約《やく》束《そく》は、あなたがたと、その子《こ》どもたち、ならびにすべての遠《とお》くにいる人《ひと》々《びと》、すなわち、私たちの神《かみ》である主《しゅ》がお召《め》しになる人《ひと》々《びと》に与《あた》えられているからです。」 使徒の働き 2:40 ペテロは、このほかにも多《おお》くのことばをもって、あかしをし、「この曲《ま》がった時《じ》代《だい》から救《すく》われなさい」と言《い》って彼《かれ》らに勧《すす》めた。 使徒の働き 2:41 そこで、彼《かれ》のことばを受《う》け入《い》れた者《もの》は、バプテスマを受《う》けた。その日《ひ》、三千人《にん》ほどが弟《で》子《し》に加《くわ》えられた。 使徒の働き 2:42 そして、彼《かれ》らは使《し》徒《と》たちの教《おし》えを堅《かた》く守《まも》り、交《まじ》わりをし、パンを裂《さ》き、祈《いの》りをしていた。 使徒の働き 2:43 そして、一《いち》同《どう》の心《こころ》に恐《おそ》れが生《しょう》じ、使《し》徒《と》たちによって多《おお》くの不《ふ》思《し》議《ぎ》としるしが行《おこな》われた。 使徒の働き 2:44 信《しん》者《じゃ》となった者《もの》たちはみないっしょにいて、いっさいの物《もの》を共《きょう》有《ゆう》にしていた。 使徒の働き 2:45 そして、資《し》産《さん》や持《も》ち物《もの》を売《う》っては、それぞれの必《ひつ》要《よう》に応《おう》じて、みなに分《ぶん》配《ぱい》していた。 使徒の働き 2:46 そして毎《まい》日《にち》、心《こころ》を一つにして宮《みや》に集《あつ》まり、家《いえ》でパンを裂《さ》き、喜《よろこ》びと真《ま》心《ごころ》をもって食《しょく》事《じ》をともにし、 使徒の働き 2:47 神《かみ》を賛《さん》美《び》し、すべての民《たみ》に好《こう》意《い》を持《も》たれた。主《しゅ》も毎《まい》日《にち》救《す》わ《く》れる人《ひと》々《びと》を仲《なか》間《ま》に加《くわ》えてくださった。 |
5月05日
使徒の働き 3
| 使徒の働き 3:1 ペテロとヨハネは午《ご》後《ご》三時《じ》の祈《いの》りの時《じ》間《かん》に宮《みや》に上《のぼ》って行《い》った。 使徒の働き 3:2 すると、生《う》まれつき足《あし》のなえた人《ひと》が運《はこ》ばれて来《き》た。この男《おとこ》は、宮《みや》に入《はい》る人《ひと》たちから施《ほどこ》しを求《もと》めるために、毎《まい》日《にち》「美《うつく》しの門《もん》」という名《な》の宮《みや》の門《もん》に置《お》いてもらっていた。 使徒の働き 3:3 彼《かれ》は、ペテロとヨハネが宮《みや》に入《はい》ろうとするのを見《み》て、施《ほどこ》しを求《もと》めた。 使徒の働き 3:4 ペテロは、ヨハネとともに、その男《おとこ》を見《み》つめて、「私たちを見《み》なさい」と言《い》った。 使徒の働き 3:5 男《おとこ》は何《なに》かもらえると思《おも》って、ふたりに目《め》を注《そそ》いだ。 使徒の働き 3:6 すると、ペテロは、「金《きん》銀《ぎん》は私にはない。しかし、私にあるものを上《あ》げよう。ナザレのイエス・キリストの名《な》によって、歩《ある》きなさい」と言《い》って、 使徒の働き 3:7 彼《かれ》の右《みぎ》手《て》を取《と》って立《た》たせた。するとたちまち、彼《かれ》の足《あし》とくるぶしが強《つよ》くなり、 使徒の働き 3:8 おどり上《あ》がってまっすぐに立《た》ち、歩《ある》きだした。そして歩《ある》いたり、はねたりしながら、神《かみ》を賛《さん》美《び》しつつ、ふたりといっしょに宮《みや》に入《はい》って行《い》った。 使徒の働き 3:9 人《ひと》々《びと》はみな、彼《かれ》が歩《ある》きながら、神《かみ》を賛《さん》美《び》しているのを見《み》た。 使徒の働き 3:10 そして、これが、施《ほどこ》しを求《もと》めるために宮《みや》の「美《うつく》しの門《もん》」にすわっていた男《おとこ》だとわかると、この人《ひと》の身《み》に起《お》こったことに驚《おどろ》き、あきれた。 使徒の働き 3:11 この人《ひと》が、ペテロとヨハネにつきまとっている間《あいだ》に、非《ひ》常《じょう》に驚《おどろ》いた人《ひと》々《びと》がみないっせいに、ソロモンの廊《ろう》という回《かい》廊《ろう》にいる彼《かれ》らのところに、やって来《き》た。 使徒の働き 3:12 ペテロはこれを見《み》て、人《ひと》々《びと》に向《む》かってこう言《い》った。「イスラエル人《じん》たち。なぜこのことに驚《おどろ》いているのですか。なぜ、私たちが自《じ》分《ぶん》の力《ちから》とか信《しん》仰《こう》深《ぶか》さとかによって彼《かれ》を歩《ある》かせたかのように、私たちを見《み》つめるのですか。 使徒の働き 3:13 アブラハム、イサク、ヤコブの神《かみ》、すなわち、私たちの父《ふ》祖《そ》たちの神《かみ》は、そのしもべイエスに栄《えい》光《こう》をお与《あた》えになりました。あなたがたは、この方《かた》を引《ひ》き渡《わた》し、ピラトが釈《しゃく》放《ほう》すると決《き》めたのに、その面《めん》前《ぜん》でこの方《かた》を拒《こば》みました。 使徒の働き 3:14 そのうえ、このきよい、正《ただ》しい方《かた》を拒《こば》んで、人《ひと》殺《ごろ》しの男《おとこ》を赦《しゃ》免《めん》するように要《よう》求《きゅう》し、 使徒の働き 3:15 いのちの君《きみ》を殺《ころ》しました。しかし、神《かみ》はこのイエスを死《し》者《しゃ》の中《なか》からよみがえらせました。私たちはそのことの証《しょう》人《にん》です。 使徒の働き 3:16 そして、このイエスの御《み》名《な》が、その御《み》名《な》を信《しん》じる信《しん》仰《こう》のゆえに、あなたがたがいま見《み》ており知《し》っているこの人《ひと》を強《つよ》くしたのです。イエスによって与《あた》えられる信《しん》仰《こう》が、この人《ひと》を皆《みな》さんの目《め》の前《まえ》で完《かん》全《ぜん》なからだにしたのです。 使徒の働き 3:17 ですから、兄《きょう》弟《だい》たち。私は知《し》っています。あなたがたは、自《じ》分《ぶん》たちの指《し》導《どう》者《しゃ》たちと同《どう》様《よう》に、無《む》知《ち》のためにあのような行《おこな》いをしたのです。 使徒の働き 3:18 しかし、神《かみ》は、すべての預《よ》言《げん》者《しゃ》たちの口《くち》を通《とお》して、キリストの受《じゅ》難《なん》をあらかじめ語《かた》っておられたことを、このように実《じつ》現《げん》されました。 使徒の働き 3:19 そういうわけですから、あなたがたの罪《つみ》をぬぐい去《さ》っていただくために、悔《く》い改《あらた》めて、神《かみ》に立《た》ち返《かえ》りなさい。 使徒の働き 3:20 それは、主《しゅ》の御《み》前《まえ》から回《かい》復《ふく》の時《とき》が来《き》て、あなたがたのためにメシヤと定《さだ》められたイエスを、主《しゅ》が遣《つか》わしてくださるためなのです。 使徒の働き 3:21 このイエスは、神《かみ》が昔《むかし》から、聖《せい》なる預《よ》言《げん》者《しゃ》たちの口《くち》を通《とお》してたびたび語《かた》られた、あの万《ばん》物《ぶつ》の改《あらた》まる時《とき》まで、天《てん》にとどまっていなければなりません。 使徒の働き 3:22 モーセはこう言《い》いました。『神《かみ》である主《しゅ》は、あなたがたのために、私のようなひとりの預《よ》言《げん》者《しゃ》を、あなたがたの兄《きょう》弟《だい》たちの中《なか》からお立《た》てになる。この方《かた》があなたがたに語《かた》ることはみな聞《き》きなさい。 使徒の働き 3:23 その預《よ》言《げん》者《しゃ》に聞《き》き従《したが》わない者《もの》はだれでも、民《たみ》の中《なか》から滅《ほろ》ぼし絶《た》やされる。』 使徒の働き 3:24 また、サムエルをはじめとして、彼《かれ》に続《つづ》いて語《かた》ったすべての預《よ》言《げん》者《しゃ》たちも、今《いま》の時《とき》について宣《の》べました。 使徒の働き 3:25 あなたがたは預《よ》言《げん》者《しゃ》たちの子《し》孫《そん》です。また、神《かみ》がアブラハムに、『あなたの子《し》孫《そん》によって、地《ち》の諸《しょ》民《みん》族《ぞく》はみな祝《しゅく》福《ふく》を受《う》ける』と言《い》って、あなたがたの父《ふ》祖《そ》たちと結《むす》ばれたあの契《けい》約《やく》の子《し》孫《そん》です。 使徒の働き 3:26 神《かみ》は、まずそのしもべを立《た》てて、あなたがたにお遣《つか》わしになりました。それは、この方《かた》があなたがたを祝《しゅく》福《ふく》して、ひとりひとりをその邪《じゃ》悪《あく》な生《せい》活《かつ》から立《た》ち返《かえ》らせてくださるためなのです。」 |
5月06日
使徒の働き 4
| 使徒の働き 4:1 彼《かれ》らが民《たみ》に話《はな》していると、祭《さい》司《し》たち、宮《みや》の守《しゅ》衛《えい》長《ちょう》、またサドカイ人《びと》たちがやって来《き》たが、 使徒の働き 4:2 この人《ひと》たちは、ペテロとヨハネが民《たみ》を教《おし》え、イエスのことを例《れい》にあげて死《し》者《しゃ》の復《ふっ》活《かつ》を宣《の》べ伝《つた》えているのに、困《こま》り果《は》て、 使徒の働き 4:3 彼《かれ》らに手《て》をかけて捕《と》らえた。そして翌《よく》日《じつ》まで留《りゅう》置《ち》することにした。すでに夕《ゆう》方《がた》だったからである。 使徒の働き 4:4 しかし、みことばを聞《き》いた人《ひと》々《びと》が大《おお》ぜい信《しん》じ、男《おとこ》の数《かず》が五千人《にん》ほどになった。 使徒の働き 4:5 翌《よく》日《じつ》、民《たみ》の指《し》導《どう》者《しゃ》、長《ちょう》老《ろう》、学《がく》者《しゃ》たちは、エルサレムに集《あつ》まった。 使徒の働き 4:6 大《だい》祭《さい》司《し》アンナス、カヤパ、ヨハネ、アレキサンデル、そのほか大《だい》祭《さい》司《し》の一《いち》族《ぞく》もみな出《しゅっ》席《せき》した。 使徒の働き 4:7 彼《かれ》らは使《し》徒《と》たちを真《ま》ん中《なか》に立《た》たせて、「あなたがたは何《なん》の権《けん》威《い》によって、また、だれの名《な》によってこんなことをしたのか」と尋《じん》問《もん》しだした。 使徒の働き 4:8 そのとき、ペテロは聖《せい》霊《れい》に満《み》たされて、彼《かれ》らに言《い》った。「民《た》の《み》指《し》導《どう》者《しゃ》たち、ならびに長《ちょう》老《ろう》の方《かた》々《がた》。 使徒の働き 4:9 私たちがきょう取《と》り調《しら》べられているのが、病《びょう》人《にん》に行《おこな》った良《よ》いわざについてであり、その人《ひと》が何《なに》によっていやされたか、ということのためであるなら、 使徒の働き 4:10 皆《みな》さんも、またイスラエルのすべての人《ひと》々《びと》も、よく知《し》ってください。この人《ひと》が直《なお》って、あなたがたの前《まえ》に立《た》っているのは、あなたがたが十《じゅう》字《じ》架《か》につけ、神《かみ》が死《し》者《しゃ》の中《なか》からよみがえらせたナザレ人《じん》イエス・キリストの御《み》名《な》によるのです。 使徒の働き 4:11 『あなたがた家《いえ》を建《た》てる者《もの》たちに捨《す》てられた石《いし》が、礎《いしずえ》の石《いし》となった』というのはこの方《かた》のことです。 使徒の働き 4:12 この方《かた》以《い》外《がい》には、だれによっても救《すく》いはありません。天《てん》の下《した》でこの御《み》名《な》のほかに、私たちが救《すく》われるべき名《な》は人《ひと》に与《あた》えられていないからです。」 使徒の働き 4:13 彼《かれ》らはペテロとヨハネとの大《だい》胆《たん》さを見《み》、またふたりが無《む》学《がく》な、普《ふ》通《つう》の人《ひと》であるのを知《し》って驚《おどろ》いたが、ふたりがイエスとともにいたのだ、ということがわかって来《き》た。 使徒の働き 4:14 そればかりでなく、いやされた人《ひと》がふたりといっしょに立《た》っているのを見《み》ては、返《かえ》すことばもなかった。 使徒の働き 4:15 彼《かれ》らはふたりに議《ぎ》会《かい》から退《たい》場《じょう》するように命《めい》じ、そして互《たが》いに協《きょう》議《ぎ》した。 使徒の働き 4:16 彼《かれ》らは言《い》った。「あの人《ひと》たちをどうしよう。あの人《ひと》たちによって《い》著《ちじ》し《る》いしるしが行《おこな》われたことは、エルサレムの住《じゅう》民《みん》全《ぜん》部《ぶ》に知《し》れ渡《わた》っているから、われわれはそれを否《ひ》定《てい》できない。 使徒の働き 4:17 しかし、これ以《い》上《じょう》民《たみ》の間《あいだ》に広《ひろ》がらないために、今《こん》後《ご》だれにもこの名《な》によって語《かた》ってはならないと、彼《かれ》らをきびしく戒《いまし》めよう。」 使徒の働き 4:18 そこで彼《かれ》らを呼《よ》んで、いっさいイエスの名《な》によって語《かた》ったり教《おし》えたりしてはならない、と命《めい》じた。 使徒の働き 4:19 ペテロとヨハネは彼《かれ》らに答《こた》えて言《い》った。「神《か》に《み》聞《き》き従《したが》うより、あなたがたに聞《き》き従《したが》うほうが、神《かみ》の前《まえ》に正《ただ》しいかどうか、判《はん》断《だん》してください。 使徒の働き 4:20 私たちは、自《じ》分《ぶん》の見《み》たこと、また聞《き》いたことを、話《はな》さないわけにはいきません。」 使徒の働き 4:21 そこで、彼《かれ》らはふたりをさらにおどしたうえで、釈《しゃく》放《ほう》した。それはみなの者《もの》が、この出《で》来《き》事《ごと》のゆえに神《かみ》をあがめていたので、人《ひと》々《びと》の手《て》前《まえ》、ふたりを罰《ばっ》するすべがなかったからである。 使徒の働き 4:22 この奇《き》蹟《せき》によっていやされた男《おとこ》は四十歳《さい》余《あま》りであった。 使徒の働き 4:23 釈《しゃく》放《ほう》されたふたりは、仲《なか》間《ま》のところへ行《い》き、祭《さい》司《し》長《ちょう》たちや長《ちょう》老《ろう》たちが彼《かれ》らに言《い》ったことを残《のこ》らず報《ほう》告《こく》した。 使徒の働き 4:24 これを聞《き》いた人《ひと》々《びと》はみな、心《こころ》を一つにして、神《かみ》に向《む》かい、声《こえ》を上《あ》げて言《い》った。「主《しゅ》よ。あなたは天《てん》と地《ち》と海《うみ》とその中《なか》のすべてのものを造《つく》られた方《かた》です。 使徒の働き 4:25 あなたは、聖《せい》霊《れい》によって、あなたのしもべであり私たちの父《ちち》であるダビデの口《くち》を通《とお》して、こう言《い》われました。『なぜ異《い》邦《ほう》人《じん》たちは騒《さわ》ぎ立《た》ち、もろもろの民《たみ》はむなしいことを計《はか》るのか。 使徒の働き 4:26 地《ち》の王《おう》たちは立《た》ち上《あ》がり、指《し》導《どう》者《しゃ》たちは、主《しゅ》とキリストに反《はん》抗《こう》して、一つに組《く》んだ。』 使徒の働き 4:27 事《じ》実《じつ》、ヘロデとポンテオ・ピラトは、異《い》邦《ほう》人《じん》やイスラエルの民《たみ》といっしょに、あなたが油《あぶら》をそそがれた、あなたの聖《せい》なるしもべイエスに逆《さか》らってこの都《みやこ》に集《あつ》まり、 使徒の働き 4:28 あなたの御《み》手《て》とみこころによって、あらかじめお定《さだ》めになったことを行《おこな》いました。 使徒の働き 4:29 主《しゅ》よ。いま彼《かれ》らの脅《おびや》かしをご覧《らん》になり、あなたのしもべたちにみことばを大《だい》胆《たん》に語《かた》らせてください。 使徒の働き 4:30 御《み》手《て》を伸《の》ばしていやしを行《おこな》わせ、あなたの聖《せい》なるしもべイエスの御《み》名《な》によって、しるしと不《ふ》思《し》議《ぎ》なわざを行《おこな》わせてください。」 使徒の働き 4:31 彼《かれ》らがこう祈《いの》ると、その集《あつ》まっていた場《ば》所《しょ》が震《ふる》い動《うご》き、一《いち》同《どう》は聖《せい》霊《れい》に満《み》たされ、神《かみ》のことばを大《だい》胆《たん》に語《かた》りだした。 使徒の働き 4:32 信《しん》じた者《もの》の群《む》れは、心《こころ》と思《おも》いを一つにして、だれひとりその持《も》ち物《もの》を自《じ》分《ぶん》のものと言《い》わず、すべてを共《きょう》有《ゆう》にしていた。 使徒の働き 4:33 使《し》徒《と》たちは、主《しゅ》イエスの復《ふっ》活《かつ》を非《ひ》常《じょう》に力《ちか》強《らづ》く《よ》あかしし、大《おお》きな恵《めぐ》みがそのすべての者《もの》の上《うえ》にあった。 使徒の働き 4:34 彼《かれ》らの中《なか》には、ひとりも乏《とぼ》しい者《もの》がなかった。地《じ》所《しょ》や家《いえ》を持《も》っている者《もの》は、それを売《う》り、代《だい》金《きん》を携《たずさ》えて来《き》て、 使徒の働き 4:35 使《し》徒《と》たちの足《あし》もとに置《お》き、その金《かね》は必《ひつ》要《よう》に従《したが》っておのおのに分《わ》け与《あた》えられたからである。 使徒の働き 4:36 キプロス生《う》まれのレビ人《びと》で、使《し》徒《と》たちによってバルナバ(訳《やく》すと、慰《なぐさ》めの子《こ》)と呼《よ》ばれていたヨセフも、 使徒の働き 4:37 畑《はたけ》を持《も》っていたので、それを売《う》り、その代《だい》金《きん》を持《も》って来《き》て、使《し》徒《と》たちの足《あし》もとに置《お》いた。 |
5月07日
使徒の働き 5
| 使徒の働き 5:1 ところが、アナニヤという人《ひと》は、妻《つま》のサッピラとともにその持《も》ち物《もの》を売《う》り、 使徒の働き 5:2 妻《つま》も承《しょう》知《ち》のうえで、その代《だい》金《きん》の一《いち》部《ぶ》を残《のこ》しておき、ある部《ぶ》分《ぶん》を持《も》って来《き》て、使《し》徒《と》たちの足《あし》もとに置《お》いた。 使徒の働き 5:3 そこで、ペテロがこう言《い》った。「アナニヤ。どうしてあなたはサタンに心《こころ》を奪《うば》われ、聖《せい》霊《れい》を欺《あざむ》いて、地《じ》所《しょ》の代《だい》金《きん》の一《いち》部《ぶ》を自《じ》分《ぶん》のために残《のこ》しておいたのか。 使徒の働き 5:4 それはもともとあなたのものであり、売《う》ってからもあなたの自《じ》由《ゆう》になったのではないか。なぜこのようなことをたくらんだのか。あなたは人《ひと》を欺《あざむ》いたのではなく、神《かみ》を欺《あざむ》いたのだ。」 使徒の働き 5:5 アナニヤはこのことばを聞《き》くと、倒《たお》れて息《いき》が絶《た》えた。そして、これを聞《き》いたすべての人《ひと》に、非《ひ》常《じょう》な恐《おそ》れが生《しょう》じた。 使徒の働き 5:6 青《せい》年《ねん》たちは立《た》って、彼《かれ》を包《つつ》み、運《はこ》び出《だ》して葬《ほうむ》った。 使徒の働き 5:7 三時《じ》間《かん》ほどたって、彼《かれ》の妻《つま》はこの出《で》来《き》事《ごと》を知《し》らずに入《はい》って来《き》た。 使徒の働き 5:8 ペテロは彼《かの》女《じょ》にこう言《い》った。「あなたがたは地《じ》所《しょ》をこの値《ね》段《だん》で売《う》ったのですか。私に言《い》いなさい。」彼《かの》女《じょ》は「はい。その値《ね》段《だん》です」と言《い》った。 使徒の働き 5:9 そこで、ペテロは彼《かの》女《じょ》に言《い》った。「どうしてあなたがたは心《こころ》を合《あ》わせて、主《しゅ》の御《み》霊《たま》を試《こころ》みたのですか。見《み》なさい、あなたの夫《おっと》を葬《ほうむ》った者《もの》たちが、戸《と》口《ぐち》に来《き》ていて、あなたをも運《はこ》び出《だ》します。」 使徒の働き 5:10 すると彼《かの》女《じょ》は、たちまちペテロの足《あし》もとに倒《たお》れ、息《いき》が絶《た》えた。入《はい》って来《き》た青《せい》年《ねん》たちは、彼《かの》女《じょ》が死《し》んだのを見《み》て、運《はこ》び出《だ》し、夫《おっと》のそばに葬《ほうむ》った。 使徒の働き 5:11 そして、教《きょう》会《かい》全《ぜん》体《たい》と、このことを聞《き》いたすべての人《ひと》たちとに、非《ひ》常《じょう》な恐《おそ》れが生《しょう》じた。 使徒の働き 5:12 また、使《し》徒《と》たちの手《て》によって、多《おお》くのしるしと不《ふ》思《し》議《ぎ》なわざが人《ひと》々《びと》の間《あいだ》で行《おこな》われた。みなは一つ心《こころ》になってソロモンの廊《ろう》にいた。 使徒の働き 5:13 ほかの人《ひと》々《びと》は、ひとりもこの交《まじ》わりに加《くわ》わろうとしなかったが、その人《ひと》々《びと》は彼《かれ》らを尊《そん》敬《けい》していた。 使徒の働き 5:14 そればかりか、主《しゅ》を信《しん》じる者《もの》は男《おとこ》も女《おんな》もますますふえていった。 使徒の働き 5:15 ついに、人《ひと》々《びと》は病《びょう》人《にん》を大《おお》通《どお》りへ運《はこ》び出《だ》し、寝《しん》台《だい》や寝《ね》床《どこ》の上《うえ》に寝《ね》かせ、ペテロが通《とお》りかかるときには、せめてその影《かげ》でも、だれかにかかるようにするほどになった。 使徒の働き 5:16 また、エルサレムの付《ふ》近《きん》の町《まち》々《まち》から、大《おお》ぜいの人《ひと》が、病《びょう》人《にん》や、汚《けが》れた霊《れい》に苦《くる》しめられている人《ひと》などを連《つ》れて集《あつ》まって来《き》たが、その全《ぜん》部《ぶ》がいやされた。 使徒の働き 5:17 そこで、大《だい》祭《さい》司《し》とその仲《なか》間《ま》たち全《ぜん》部《ぶ》、すなわちサドカイ派《は》の者《もの》はみな、ねたみに燃《も》えて立《た》ち上《あ》がり、 使徒の働き 5:18 使《し》徒《と》たちを捕《と》らえ、留《りゅう》置《ち》場《じょう》に入《い》れた。 使徒の働き 5:19 ところが、夜《よる》、主《しゅ》の使《つか》いが牢《ろう》の戸《と》を開《ひら》き、彼《かれ》らを連《つ》れ出《だ》し、 使徒の働き 5:20 「行《い》って宮《みや》の中《なか》に立《た》ち、人《ひと》々《びと》にこのいのちのことばを、ことごとく語《かた》りなさい」と言《い》った。 使徒の働き 5:21 彼《かれ》らはこれを聞《き》くと、夜《よ》明《あ》けごろ宮《みや》に入《はい》って教《おし》え始《はじ》めた。一《いっ》方《ぽう》、大《だい》祭《さい》司《し》とその仲《なか》間《ま》たちは集《あつ》まって来《き》て、議《ぎ》会《かい》とイスラエル人《じん》のすべての長《ちょう》老《ろう》を召《しょう》集《しゅう》し、使《し》徒《と》たちを引《ひ》き出《だ》して来《こ》させるために、人《ひと》を獄《ごく》舎《しゃ》にやった。 使徒の働き 5:22 ところが役《やく》人《にん》たちが行《い》ってみると、牢《ろう》の中《なか》には彼《かれ》らがいなかったので、引《ひ》き返《かえ》してこう報《ほう》告《こく》した。 使徒の働き 5:23 「獄《ごく》舎《しゃ》は完《かん》全《ぜん》にしまっており、番《ばん》人《にん》たちが戸《と》口《ぐち》に立《た》っていましたが、あけてみると、中《なか》にはだれもおりませんでした。」 使徒の働き 5:24 宮《みや》の守《しゅ》衛《えい》長《ちょう》や祭《さい》司《し》長《ちょう》たちは、このことばを聞《き》いて、いったいこれはどうなって行《い》くのかと、使《し》徒《と》たちのことで当《とう》惑《わく》した。 使徒の働き 5:25 そこへ、ある人《ひと》がやって来《き》て、「大《たい》変《へん》です。あなたがたが牢《ろう》に入《い》れた人《ひと》たちが、宮《みや》の中《なか》に立《た》って、人《ひと》々《びと》を教《おし》えています」と告《つ》げた。 使徒の働き 5:26 そこで、宮《みや》の守《しゅ》衛《えい》長《ちょう》は役《やく》人《にん》たちといっしょに出《で》て行《い》き、使《し》徒《と》たちを連《つ》れて来《き》た。しかし、手《て》荒《あら》なことはしなかった。人《ひと》々《びと》に石《いし》で打《う》ち殺《ころ》されるのを恐《おそ》れたからである。 使徒の働き 5:27 彼《かれ》らが使《し》徒《と》たちを連《つ》れて来《き》て議《ぎ》会《かい》の中《なか》に立《た》たせると、大《だい》祭《さい》司《し》は使《し》徒《と》たちを問《と》いただして、 使徒の働き 5:28 言《い》った。「あの名《な》によって教《おし》えてはならないときびしく命《めい》じておいたのに、何《なん》ということだ。エルサレム中《じゅう》にあなたがたの教《おし》えを広《ひろ》めてしまい、そのうえ、あの人《ひと》の血《ち》の責《せき》任《にん》をわれわれに負《お》わせようとしているではないか。」 使徒の働き 5:29 ペテロをはじめ使《し》徒《と》たちは答《こた》えて言《い》った。「人《ひと》に従《したが》うより、神《かみ》に従《したが》うべきです。 使徒の働き 5:30 私たちの父《ふ》祖《そ》たちの神《かみ》は、あなたがたが十《じゅう》字《じ》架《か》にかけて殺《ころ》したイエスを、よみがえらせたのです。 使徒の働き 5:31 そして神《かみ》は、イスラエルに悔《く》い改《あらた》めと罪《つみ》の赦《ゆる》しを与《あた》えるために、このイエスを君《きみ》とし、救《すく》い主《ぬし》として、ご自《じ》分《ぶん》の右《みぎ》に上《あ》げられました。 使徒の働き 5:32 私たちはそのことの証《しょう》人《にん》です。神《かみ》がご自《じ》分《ぶん》に従《したが》う者《もの》たちにお与《あた》えになった聖《せい》霊《れい》もそのことの証《しょう》人《にん》です。」 使徒の働き 5:33 彼《かれ》らはこれを聞《き》いて怒《いか》り狂《くる》い、使《し》徒《と》たちを殺《ころ》そうと計《はか》った。 使徒の働き 5:34 ところが、すべての人《ひと》に尊《そん》敬《けい》されている律《りっ》法《ぽう》学《がく》者《しゃ》で、ガマリエルというパリサイ人《びと》が議《ぎ》会《かい》の中《なか》に立《た》ち、使《し》徒《と》たちをしばらく外《そと》に出《だ》させるように命《めい》じた。 使徒の働き 5:35 それから、議《ぎ》員《いん》たちに向《む》かってこう言《い》った。「イスラエルの皆《みな》さん。この人《ひと》々《びと》をどう扱《あつか》うか、よく気《き》をつけてください。 使徒の働き 5:36 というのは、先《さき》ごろチゥダが立《た》ち上《あ》がって、自《じ》分《ぶん》を何《なに》か偉《えら》い者《もの》のように言《い》い、彼《かれ》に従《したが》った男《おとこ》の数《かず》が四百人《にん》ほどありましたが、結《けっ》局《きょく》、彼《かれ》は殺《ころ》され、従《したが》った者《もの》はみな散《ち》らされて、あとかたもなくなりました。 使徒の働き 5:37 その後《のち》、人《じん》口《こう》調《ちょう》査《さ》のとき、ガリラヤ人《じん》ユダが立《た》ち上《あ》がり、民《みん》衆《しゅう》をそそのかして反《はん》乱《らん》を起《お》こしましたが、自《じ》分《ぶん》は滅《ほろ》び、従《したが》った者《もの》たちもみな散《ち》らされてしまいました。 使徒の働き 5:38 そこで今《いま》、あなたがたに申《もう》したいのです。あの人《ひと》たちから手《て》を引《ひ》き、放《ほう》っておきなさい。もし、その計《けい》画《かく》や行《こう》動《どう》が人《ひと》から出《で》たものならば、自《じ》滅《めつ》してしまうでしょう。 使徒の働き 5:39 しかし、もし神《かみ》から出《で》たものならば、あなたがたには彼《かれ》らを滅《ほろ》ぼすことはできないでしょう。もしかすれば、あなたがたは神《かみ》に敵《てき》対《たい》する者《もの》になってしまいます。」彼《かれ》らは彼《かれ》に説《せっ》得《とく》され、 使徒の働き 5:40 使《し》徒《と》たちを呼《よ》んで、彼《かれ》らをむちで打《う》ち、イエスの名《な》によって語《かた》ってはならないと言《い》い渡《わた》したうえで釈《しゃく》放《ほう》した。 使徒の働き 5:41 そこで、使《し》徒《と》たちは、御《み》名《な》のためにはずかしめられるに値《あたい》する者《もの》とされたことを喜《よろこ》びながら、議《ぎ》会《かい》から出《で》て行《い》った。 使徒の働き 5:42 そして、毎《まい》日《にち》、宮《みや》や家《いえ》々《いえ》で教《おし》え、イエスがキリストであることを宣《の》べ伝《つた》え続《つづ》けた。 |
5月08日
使徒の働き 6
| 使徒の働き 6:1 そのころ、弟《で》子《し》たちがふえるにつれて、ギリシヤ語《ご》を使《つか》うユダヤ人《じん》たちが、ヘブル語《ご》を使《つか》うユダヤ人《じん》たちに対《たい》して苦《く》情《じょう》を申《もう》し立《た》てた。彼《かれ》らのうちのやもめたちが、毎《まい》日《にち》の配《はい》給《きゅう》でなおざりにされていたからである。 使徒の働き 6:2 そこで、十二使《し》徒《と》は弟《で》子《し》たち全《ぜん》員《いん》を呼《よ》び集《あつ》めてこう言《い》った。「私たちが神《かみ》のことばをあと回《まわ》しにして、食《しょく》卓《たく》のことに仕《つか》えるのはよくありません。 使徒の働き 6:3 そこで、兄《きょう》弟《だい》たち。あなたがたの中《なか》から、御《み》霊《たま》と知《ち》恵《え》とに満《み》ちた、評《ひょう》判《ばん》の良《よ》い人《ひと》たち七人《にん》を選《えら》びなさい。私たちはその人《ひと》たちをこの仕《し》事《ごと》に当《あ》たらせることにします。 使徒の働き 6:4 そして、私たちは、もっぱら祈《いの》りとみことばの奉《ほう》仕《し》に励《はげ》むことにします。」 使徒の働き 6:5 この提《てい》案《あん》は全《ぜん》員《いん》の承《しょう》認《にん》するところとなり、彼《かれ》らは、信《しん》仰《こう》と聖《せい》霊《れい》とに満《み》ちた人《ひと》ステパノ、およびピリポ、プロコロ、ニカノル、テモン、パルメナ、アンテオケの改《か い》宗《しゅ う》者《し ゃ》ニコラオを選《えら》び、 使徒の働き 6:6 この人《ひと》たちを使《し》徒《と》たちの前《まえ》に立《た》たせた。そこで使《し》徒《と》たちは祈《いの》って、手《て》を彼《かれ》らの上《うえ》に置《お》いた。 使徒の働き 6:7 こうして神《かみ》のことばは、ますます広《ひろ》まって行《い》き、エルサレムで、弟《で》子《し》の数《かず》が非《ひ》常《じょう》にふえて行《い》った。そして、多《おお》くの祭《さい》司《し》たちが次《つぎ》々《つぎ》に信《しん》仰《こう》に入《はい》った。 使徒の働き 6:8 さて、ステパノは恵《めぐ》みと力《ちから》とに満《み》ち、人《ひと》々《びと》の間《あいだ》で、すばらしい不《ふ》思《し》議《ぎ》なわざとしるしを行《おこな》っていた。 使徒の働き 6:9 ところが、いわゆるリベルテンの会《かい》堂《どう》に属《ぞく》する人《ひと》々《びと》で、クレネ人《じん》、アレキサンドリヤ人《じん》、キリキヤやアジヤから来《き》た人《ひと》々《びと》などが立《た》ち上《あ》がって、ステパノと議《ぎ》論《ろん》した。 使徒の働き 6:10 しかし、彼《かれ》が知《ち》恵《え》と御《み》霊《たま》によって語《かた》っていたので、それに対《たい》抗《こう》することができなかった。 使徒の働き 6:11 そこで、彼《かれ》らはある人《ひと》々《びと》をそそのかし、「私たちは彼《かれ》がモーセと神《かみ》とをけがすことばを語《かた》るのを聞《き》いた」と言《い》わせた。 使徒の働き 6:12 また、民《みん》衆《しゅう》と長《ちょう》老《ろう》たちと律《りっ》法《ぽう》学《がく》者《しゃ》たちを扇《せん》動《どう》し、彼《かれ》を襲《おそ》って捕《と》らえ、議《ぎ》会《かい》にひっぱって行《い》った。 使徒の働き 6:13 そして、偽《いつわ》りの証《しょう》人《にん》たちを立《た》てて、こう言《い》わせた。「この人《ひと》は、この聖《せい》なる所《ところ》と律《りっ》法《ぽう》とに逆《さか》らうことばを語《かた》るのをやめません。 使徒の働き 6:14 『あのナザレ人《じん》イエスはこの聖《せい》なる所《ところ》をこわし、モーセが私たちに伝《つた》えた慣《かん》例《れい》を変《か》えてしまう』と彼《かれ》が言《い》うのを、私たちは聞《き》きました。」 使徒の働き 6:15 議《ぎ》会《かい》で席《せき》に着《つ》いていた人《ひと》々《びと》はみな、ステパノに目《め》を注《そそ》いだ。すると彼《かれ》の顔《かお》は御《み》使《つか》いの顔《かお》のように見《み》えた。 |
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